私たちは、創造物の背後にあるストーリーを伝えていきます。私たちが何かを創り出すとき、そこには創り手（クリエイター）の文化、時代背景、そしてアイデンティティが宿ります。それは時に個人のために、時には多くの人々のために生み出され、知的財産や無形の資産です。また、クリエイターは情報化社会を味方につけたものに注目を集めがちですが、私たちの視点で興味のあるもののクリエイターに光を当て、本質的な価値を再発見します。
創造（クリエイション）の力は、私たち人間だけでなく、すべての生命体に共通するものです。芸術、プロダクト、ファッション、音楽、食、建築、都市、そして生命そのものが生み出すもの—これらは日常にあふれています。日常の小さな「気になること」を軸に、創り手の視点から文化や時代背景を自由に想像し、観察していきます。
この小さな観察の積み重ねが、やがて次の創造への道しるべとなると信じて。私たちは、その価値を未来へつないでいきたいと考えています。